
★★★★★
私が読んだ伊坂幸太郎の本としては、2冊目。
前に読んだ“アヒルと鴨のコインロッカー”のときには
「仙台が(地元が)舞台の話だから、読んでみよう。」といった程度でしたが、
とても魅力的な文章だったので続けて読んでみました。
また仙台が舞台の話でした。
中心となるのは、ある家族の背負った重く辛い過去と、それを背負いながら生きてきた兄弟の遭遇する連続放火事件。
しかし、全く重たい話ではありません。
むしろとてもさわやかで軽快な文体だし、内容だと思います。
私が伊坂幸太郎に圧倒されるのは、登場人物を通して語られる人生観というか人間観というか・・・。
今回の話では弟の‘春’がいろいろ語ってくれます。
思いもよらなかった考え方が次々出てくるので、ワクワクさせられます。
近所の本屋さんに行ったら、『宮城県出身の作家』という、興味深いコーナーがあった。
そこに並んでいた本をじーっと端から見ていると、これまた興味深い作品が!
最近(…とは言っても一昨年)“本屋大賞”を受賞したこの作品です
。

今まで全く知りませんでしたが、恩田陸さんは宮城県出身の43歳。
しかし、中学生のときに茨城県水戸市に引っ越しているようです。
ファンタジーやSFなど様々なジャンルの小説を書いていますが
この『夜のピクニック』は完全な青春小説。
ちょっと複雑な環境におかれた高校生の男女の話です。
単純な恋愛小説ではありません。
明るい性格の主人公が、ちょっと切ない思いをしながら成長していく…内舘牧子さんの小説と、読み心地が似ています。
さらさらと、2日で読み終えました。
連続ドラマのような本でした。
そこに並んでいた本をじーっと端から見ていると、これまた興味深い作品が!
最近(…とは言っても一昨年)“本屋大賞”を受賞したこの作品です
。
今まで全く知りませんでしたが、恩田陸さんは宮城県出身の43歳。
しかし、中学生のときに茨城県水戸市に引っ越しているようです。
ファンタジーやSFなど様々なジャンルの小説を書いていますが
この『夜のピクニック』は完全な青春小説。
ちょっと複雑な環境におかれた高校生の男女の話です。
単純な恋愛小説ではありません。
明るい性格の主人公が、ちょっと切ない思いをしながら成長していく…内舘牧子さんの小説と、読み心地が似ています。
さらさらと、2日で読み終えました。
連続ドラマのような本でした。

横山秀夫著。
2002年の作品。
寺尾聰主演で映画化もされています。
最近は、既に何度か読んだ本を読み返していたため(主に村上春樹)
ブログに書き込む本は久々になります。
ずっと読みたい、もしくは映画を見たいと思っていた作品です。
小説が先だと後で映画を見てがっかりするケースが多いのですが、読んじゃいました。
現職警察官が罪を犯して自首してくるのですが、「殺した」ということは素直に認めてすべてを打ち明けるのに、殺してから自首するまでの2日間のことは頑なに口を閉ざす、という謎に迫っていく話。
面白いのは、この現職警察官を取り巻く様々な人々の視点で物語が進んでいくところ。
最初は取り調べをする警察官の視点から。そして、検察、弁護士、新聞記者とそれぞれの立場でそれぞれの思いが語られていきます。
そして、容疑者である現職警察官の人間性の豊かさ。
罪を犯した容疑者ではありますが、その言葉の印象とは裏腹にこの容疑者の“人となり”にみな引き込まれていきます。
殺人の話というよりも、人間の内面をきれいに描いた作品と言った印象を受ける本でした。

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